Ground survey
 / 地盤調査

家を建てる前にまず地盤
せっかく建てた新居が、傾いてしまったら???
建物が傾きだすとダメージを受けるのが、人間でいう骨格にあたる柱や基礎などの「構造材」です。

しかし、構造材は簡単に交換したり、修復したりできません。
雨漏りなどといったトラブルと違い、家が傾いてからでは遅いのです。
だからこそ、家を建てる前には地盤についてよく知っておくことが大切です。
地盤によるトラブルはめずらしくない
土地や建売住宅の売り出し広告には、交通の便、日当たり、風通しなどのうたい文句が並び、 誰でも物件を選ぶ際には必ずチェックする項目です。
しかし地盤の善し悪しについて触れた広告を見たことがあるでしょうか。
地盤は不動、不変のもののように思われていますが、
地盤沈下によるトラブルは1,000件に7件以上の割合で起こっているといわれ、
決して希なことではありません。

消費者の権利意識が高まり、これまでなら泣き寝入りしてきたようなトラブルが表面化してきています。
地盤はどうやって調べるのか
戸建住宅で、最も広く採用されているのがスウェーデン式サウンディング試験(以降SWS試験)と呼ばれる調査方法です。

SWS試験とは?
スクリューポイントを取り付けたロッドに1.0KNまでの荷重を加えて、ロッドがどれだけ地中に貫入するかを測定します。貫入が止まった後、ハンドルに回転を加えてさらに地中にねじ込み、一定距離を貫通させるのに必要な回転数を測定し、その結果をもとに地盤の強度を判断します。
地盤調査風景
私たちは、地盤改良業務の一つとして、土地の事前調査・診断をお引き受けしています。
より多くの地盤と向き合い、より多くの問題を解決することを目指しています。